人間は1日に24時間しか持っていません。スティーブ・ジョブズだろうとジェフ・ベゾスだろうと、この時間は等しい。
そして、このうち「しなければならないこと」があります。仕事・育児・トイレ・風呂・家事・食事・睡眠などなど。
そうして、その時間をすべて引いた時間を可処分時間といいます。
さて、わたしたちウェブの人間は、いかにしてこの可処分時間をユーザに使っていただけるのかを考えています。
ソーシャルゲーム業界などは、この感覚を極限まで突き詰めマーケティングしているでしょう。
ところが、飲食店で働くみなさまは、この感覚をまったくわかっていらっしゃらない。たとえば、1日の可処分時間が6時間しかないサラリーマンがバーに来るということがどういうことなのか。どれだけ難しいことなのか。
店員はいつでもお店にいるから、お客様の普段の生活を想像しづらい。
バーはお客様の可処分時間をいただいているという実感をぜひ大切にしていただきたい。
そして、可処分時間を自分の店につかってもらうにはどうしたらいいのかを常に考えるようにしてください。
そうすれば、いかにソーシャルメディアでのマーケティングが重要であるかがわかるでしょう。